2017年〜2018年のICO調達額ランキングTOP10

ICO案件が増え続ける中、大成功を収めた案件もあれば、資金調達に失敗したICO案件も存在します。

全てを把握することが非常に難しい程、数あるICO案件の中で大成功を収めたプロジェクトにはどのようなものがあるのでしょうか。

今回は、2017年から2018年を振り返って、巨額の資金調達に成功したICO案件の「TOP10」を紹介します。

あなたの参加したICO案件はTOP10にランクインしているでしょうか。ぜひチェックしてみてください。

にゃんこ

にゃんこ
ICOブームという程、本当にさまざまなICOがあって、よくわからないにゃん。
ビット先生

ビット先生
数千種類の仮想通貨の中で、大型資金調達に成功したICOをチェックしてみたいと思うぞぃ。

ICOとは

ICOとは仮想通貨で資金調達を行う「資金調達方法」です。

株式の上場は法定通貨(円やドル)で資金調達を行う手段ですが、株式上場には様々な高いハードルをクリアしなければなりません。

しかしICOでは、そういった決まりが未だ定まっていないという事もあり、資金調達が簡単に行えるという特徴があります。

ICOについては「ICOとは!?ICOを理解する」で分かりやすく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ICO調達額ランキングTOP10

現在、様々な業界がブロックチェーン技術の導入を始めています。

その基本資金を調達するため、数えきれない程のICO案件が溢れているのが実情です。

その中でも、“期待”と“信頼”を勝ち取って調達額上位に入ったICO案件を、TOP10形式で見ていきましょう。

※ランキングについては、金融庁が2018年4月10日に行った「仮想通貨交換業等に関する研究会」の資料を参考にしています。

※ICO調達金額の円換算では、2018年6月5日現在のレートで計算しています。(1ドル=110円)

▼第10位:Bancor(バンコール・BNT) 約167億円

Bancorは、イスラエルの新興企業が開発・発行したトークンで、仮想通貨市場の流動性を維持する事を目的とするプラットフォームです。

スマートコントラクトを利用する事で、自動的に取引価格を決定し、仮想通貨の適正価格を維持し、流動性を確保します。

ICO開始から3時間で約170億円を達成するなど、非常に期待されたプロジェクトでもあり、「Auctus」や「FLUX」との提携も発表されました。

ICO情報

  • ICO調達金額:153,000,000ドル(約16,793,356,500円)
  • ICO完了日:2017年7月12日

▼第9位:Paragon(パラゴン・PRG) 約201億円

Paragonは、アメリカでの合法化が進む当麻の流通管理を目的としたプラットフォームです。

大麻栽培から使用者までの流通をブロックチェーン管理する事で、合法な地域での大麻流通に透明性を持たせ、健全な管理をサポートするプロジェクトでもあります。

医療大麻データの管理などにも透明性がもたらされる事で、非常に期待されています。

こちらも日本国内では馴染みがなく、イメージが難しいICO案件かもしれませんが、合法と非合法な地域の入り混じる場所では、”透明性のある管理“は安心と信頼を提供するプラットフォームになっています。

ICO情報

  • ICO調達金額:183,157,275ドル(約20,103,434,083円)
  • ICO完了日:2017年10月15日

▼第8位:Tezos(テゾス・XTZ) 約254億円

Tezosは、ICOで約254億円もの資金調達に成功したプロジェクトです。

Tezosは、ビットコインシステムの様々な弱点を克服したシステムとして、将来性のあるコインとしておおいに期待を集めたプロジェクトです。

消費電力やハードフォークへの懸念なども補う事が出来る仮想通貨として話題になりました。

しかし、チーム内の分裂騒動が影響し、ICO詐欺であるといった懸念から裁判沙汰になるなどの波乱を含んだICO案件となりました。

今後の動きには注意しなければなりませんが、内部分裂などの経緯がなければ非常に優秀なプロジェクトであると言えます。

ICO情報

  • ICO調達金額:232,319,985ドル(約25,499,557,714円)
  • ICO完了日:2017年7月13日

▼第7位:Filecoin(ファイルコイン・FIL) 約282億円

Filecoinは、1時間で約200億円を調達しました。

Filecoinは“分散型”を特徴としたクラウドストレージを提供するプラットフォームです。

クラウドストレージとは「Dropbox」や「Box」といったサービスを使っている人も多いと思いますが、Fliecoinが提供するクラウドストレージは、特定の企業が管理するストレージではなく、ユーザー間でストレージを繋いだ(貸し出した)構成になります。

中央集権型と分散管理型の違いを実感出来るサービスとして、一番身近なサービスになるかもしれませんね。

非常に期待度が高く、個人がストレージを貸し出し、ブロックチェーン上で巨大なクラウドストレージが構築される未来が期待される上に、ストレージを貸し出した人には報酬が発生するといった仕組みになります。

ICO情報

  • ICO調達金額:257,000,000ドル(約28,208,448,500円)
  • ICO完了日:2017年9月7日

▼第6位:Hdac 約283億円

Hdacは、韓国の財閥「ヒュンダイグループ」が開発し、ICOが行われました。

プレセールでは約120億円の資金調達に成功したプロジェクトでもあります。

Hdacは次世代のブロックチェーンを目指すプロジェクトで、独自の取引所も開設することから、上場の不安も無く、また財閥であるヒュンダイを背景に持つことから、非常に安心できるICOという事で注目されています。

開発自体は現在進行中のため、現在は“期待出来る仮想通貨“という事になります。

ICO情報

  • ICO調達金額:258,000,000ドル(約28,318,209,000円)
  • ICO完了日:2017年12月22日

▼第5位:Huobi token(フオビトークン・HT) 約329億円

Huobi tokenは、仮想通貨取引所である「Huobi」が発行した独自トークンです。

Huobiを利用している人も多いのではないでしょうか。

仮想通貨取引所の独自トークンは、仮想通貨取引所のマーケットが大きくなればなるほど、価値を増していきます。

独自トークンを仮想通貨取引所内の取引に使う事で手数料の割引や上場コインの投票権などに使えるためです。

バイナンスも独自トークンが成功している例ではないでしょうか。

さらにHuobiでは、Index商品となる「HT10」をリリースしたという事で注目を集めていますね。

ICO情報

  • ICO調達金額:300,000,000ドル(約32,928,150,000円)
  • ICO完了日:2018年2月28日

▼第4位:Dragon(ドラゴン・GRG) 約351億円

Dragonは、カジノで利用される仮想通貨です。

カジノにブロックチェーンを導入する事により、カジノとプレーヤーに透明性と信頼性を提供します。

仮想通貨を使う事で、手数料を減らす事も大きな目的となっています。

主にマカオと中国に提供するカジノサービスという事で、カジノでの仮想通貨の流動性に大きな期待がかかっているという事です。

カジノに馴染みのない日本国内では、それほど盛り上がりを感じませんが、世界では調達額第4位を記録する人気となっています。

ICO情報

  • ICO調達金額:320,000,000ドル(約35,123,360,000円)
  • ICO完了日:2018年3月15日

▼第3位:TelegramICO 約1,865億円

TelegramICOは、インスタントメッセージサービスを展開する「Telegram」のICO案件です。

仮想通貨の情報収集には欠かせない、あのTelegramです。

世界のユーザーは既に2億人を超えているサービスで、知名度も抜群です。

ICO開始前から世界中が注目したICO案件でもあります。

やはり、調達資金の規模が違いますね。

2018年3月時点で既に、約1870億円を調達しています。

あまりの人気ぶりに「資金調達額は妥当なのか」「集めすぎ」といった声が上がる程、調達資金がまさに“桁違い”です。

ホワイトペーパーには、世界初の仮想通貨経済圏を作るという旨の記載もあり、Telegram自体が“お金”と同等の価値を持つモノを目指すようです。

ICO情報

  • ICO調達金額:1,700,000,000ドル(約186,592,850,000円)
  • ICO完了日:2018年3月31日

▼第2位:EOS(イオス・EOS) 約3,172億円

EOSは、ICOで約3,172億円の資金調達に成功したプロジェクトです。

“使い道が無い”言われるトークンですが、それでもEOSの構想は今後のブロックチェーン技術を“無くてはならないもの”にするプラットフォームとして大きな期待があります。

概念として若干わかりにくプロジェクトであるために、投機目的には合致しないプロジェクトかもしれません。

それでも、そのスケールの大きさへの理解は、調達資金額に反映されています。

また「Wiss Rating社」の仮想通貨格付けでも高評価を得ているプロジェクトでもあります。

EOSについては「ICO調達額約3,500億円のEOSは、イーサリアムを超えられるのか!?」で分かりやすく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ICO情報

  • ICO調達金額:289,000,000ドル(約31,720,784,500円)
  • ICO完了日:2018年6月2日

▼第1位:Petro(ペトロ・PTR) 約5,500億円

Petroは、ベネズエラが発行した仮想通貨で、ベネズエラ国内での流通が期待されているコインです。

国家公認の仮想通貨ということもあるのか、初日だけで7億3500万ドルを集めました。

ベネズエラはもともと、原油に依存した経済でもあるため原油の価格変動に左右される国でもあります。

また、アメリカからの経済制裁などでも、国が大打撃を受けてしまい、国民生活も困窮することになるのです。

外貨を得る事が急務となっているベネズエラは、ICOという形でこれを打開しようとしています。

Petroの目的に対しては、数々の批判や警戒心からマイナスな情報が世界中に駆け巡りました。例えICOで資金調達を行ったとしても”その場しのぎ”で終わるのではないかといった疑念は後を絶ちません。

”Petroを信頼するか否か”という疑心暗鬼の中ICOは進んだのです。

しかし、様々な懸念を振り払うかのように、これまでに類を見ないほどの資金調達に成功しました。

2017年から2018年6月現在までに行われたICO案件の中でも、群を抜いた調達額に達したのです。

ICO情報

  • ICO調達金額:5,000,000,000ドル(約550,932,500,000円)
  • ICO完了日:2018年4月30日

▼番外~惜しくも11位は「Bankera(バンクエラ・BNK)」

Bankeraは、仮想通貨の銀行を目指すプラットフォームで、2018年1月25日には「バヌアツの銀行買収」を発表しました。

仮想通貨を絡めた世界的な金融業界へ進出するBankeraは、ICO開始当初から期待されていたICO案件の一つです。

BNKトークンを保有する事で毎週配当が支払われるという特徴を持つことでも注目を集めました。また、NEMの開発に関わっている「ロン・ウォン」もICOアドバイザーとして就任していました。

長期間のICO期間が設けられた案件でもありましたが、2018年6月5日、ついにHitBTCに上場を果たし盛り上がりを見せています。

一時的にICOでの購入金額を割っているようですが、上場タイミングでの全体的な相場ということも影響しているでしょう。

メンバーやコミュニティの発言も活発で、これからも好材料が次々と発表される事が期待されているプロジェクトです。

Bankeraについては「Bankera(バンクエラ)の買い方・購入方法・配当・将来性」でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ICO情報

  • ICO調達金額:150,949,194ドル(約16,568,259,008円)
  • ICO完了日:2018年3月1日

2017年から2018年にかけてのICO調達額ランキングTOP10 〜まとめ〜

ICOは2017年始めから徐々に増えていき、中盤から今年に入ってもICOの勢いと案件数は増え続けています。

ランキングの中には聞いたことがないICOもあったかもしれません。

日本ではそれほど騒がれなかったICOや、内容がなかなか把握し難いICOもランクインしていますね。

総合して見ると、やはり「プラットフォーム」を構想するICOが“強い”と言えそうです。

ただし、調達資金額が多いという事が、必ず成功に直結するとは限りません。

あくまでも指標であり、投機・投資という観点からは一時的に期待が持てる、という参考資料として認識した方が良いでしょう。

また、「プラットフォーム」を作り上げるには時間がかかります。ですので、プラットフォームを目指すICO案件に参加する場合には、短期での売買を行うよりも長期保有という目線も必要です。

今後もICO案件は増えていくと思いますが、このランキングを覆すほどの資金調達に成功するICOが出てくるかもしれませんね。

※仮想通貨取引所の利用、また仮想通貨取引やICOへの参加については、リスクを伴うことがあります。これらリスクを自分自身でしっかりと把握した上で、無理のない資金で取引を行うことが大切です。自身でリスク管理をしっかりと行いましょう。

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