ETH(イーサリアム)のハードフォーク総まとめ

ETH(イーサリアム)の時価総額は、ビットコインに次いで第2位をキープしており、仮想通貨を代表するコインの一つとなっています。

また、ETH(イーサリアム)は現在、様々なICO案件の基礎となる仕組みとして幅広く利用されています。参加したICOのコインを受け取る場合にはETH(イーサリアム)のウォレットで受け取りますよね。

ETH(イーサリアム)には、“決済“と”契約“を自動的に行う事が出来る「スマートコントラクト」が実装されており、ブロックチェーン技術を利用した仕組みを作る上で非常に使い勝手が良いモノなのです。

ETH(イーサリアム)がリリースされたのは2015年で、初期の1ETHの価格は200円程度のものでした。それから数々のハードフォーク(バージョンアップ)を繰り返し、2017年末から2018年始めには最大約18万6千円にまで高騰しています。

EHT(イーサリアム)のハードフォークは細かく分類するとトータル5段階で行われ、2018年7月現在では3段階のハードフォークが実行済みです。

ハードフォークはETH(イーサリアム)の仕組みをより良いモノにするためのバージョンアップであるため、ハードフォークの前後では1EHTあたりの価格にも影響を与える”イベント“です。

今回は、EHT(イーサリアム)のハードフォークが実施された時、価格にどのような影響があったのか、そしてその後どのような価格推移を見せたのかという視点から、「ハードフォーク時の価格」と「その後の価格推移」を紹介します。

にゃんこ

にゃんこ
ETHってハードフォークを予定されているって本当かにゃん。
ビット先生

ビット先生
そうだぞぃ。度々ETHは注目されているので、過去のETHのハードフォークをまとめてみたぞぃ。

ETH(イーサリアム)の基本情報

まずは、ETH(イーサリアム)の基本情報です。

システム名 Ethereum(イーサリアム)
通貨名 ETH
公開日 2014年2月
発行上限 無し
コンセンサスアルゴリズム PoW(Proof of Work)

※セレニティにてPoSへ変更予定

トランザクション 15秒
特徴 スマートコントラクト

ハードフォーク年表

2018年7月9日現在、メトロポリスのビザンチウムまで実施済みです。

2014年 ETH先行販売
2015年5月 オリンピック(ETHリリース)
2015年7月 フロンティア(ハードフォーク)
2016年3月 ホームステッド(ハードフォーク)
2017年10月 メトロポリス:ビザンチウム(ハードフォーク)
未定 メトロポリス:コンスタンティノープル(ハードフォーク)
未定 セレニティ(ハードフォーク)

Frontier(フロンティア)

2015年7月30日、ETH(イーサリアム)は「フロンティア」という名称で初めてのハードフォークを行いました。

Frontier(フロンティア)の主なアップデート内容は以下のものです。

  • バグ修正
  • スマートコントラクトの機能テスト

このハードフォーク(アップデート)により、ETH(イーサリアム)はテスト運用からようやくベータ版リリースとなりました。

まだまだ機能テストなどを繰り返す段階ですが、ETH(イーサリアム)の最大の特徴でもある「スマートコントラクト」が世の中に出た瞬間でもあります。

ハードフォーク時の価格

  • 価格:1ETH=100円〜200円

Frontier(フロンティア)が実施された時の1ETH価格は、約200円前後を行き来する程度のものでした。

ブロックチェーン技術や仮想通貨(暗号通貨)という仕組み自体がまだまだ認知されていなかった時代でもありますので、大きな価格変動も起こることはありませんでした。

その後の価格推移

  • 価格:1ETH=〜約500円

Frontier(フロンティア)への”期待値“という意味では、価格への影響はありませんでしたが、その後、Frontier(フロンティア)のアップデート内容の一つである「スマートコントラクト」にMicrosoftが注目し、MicrosoftがETH(イーサリアム)を基盤としたブロックチェーンツール導入を発表した事により期待値が上がり、約500円にまで価格が高騰しました。

また、「ETH(イーサリアム)」の認知度も上がったハードフォークでもあります。

Homestead(ホームステッド)

Microsoftの発表で認知度を上げたETH(イーサリアム)は2016年3月、ハードフォーク「Homestead(ホームステッド)」を実施します。

Homestead(ホームステッド)の主なアップデート内容は以下のものです。

  • マイニングの難易度調整
  • コンセンスアルゴリズム
  • トランザクション(処理能力)の速度向上(15秒)

Homestead(ホームステッド)のリリースにより、ETH(イーサリアム)はベータ版から正式な”安定版”への移行を果たしたのです。

マイニングの「難易度調整」や、マイニングの手法(取引の合意方法)である「コンセンサスアルゴリズム」、取引速度の肝となる「トランザクションの向上」は、徐々に実用に耐え得るシステムへと成長していきます。

また、認知度の上がっているETHは、このハードフォークにより価格変動が大きくなっていきます。注目度が上がれば取引量も上がり、価格の変動幅も比例していきますね。

ハードフォーク時の価格

  • 価格:1ETH=〜約1,500円

Homestead(ホームステッド)のリリースに伴い、ETHの価格は一気に上昇し、一時は約1,500円という価格を記録しました。

ETH(イーサリアム)の認知度と期待値が、徐々に価格に反映され始めた時と言えるでしょう。

その後の価格推移

  • 価格:1ETH=〜約40,000円

高騰した価格はその後、約800円程度までの下落を見せましたが、ETH(イーサリアム)のビジネス活用を促進するプロジェクト「EEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)」の発足などもあり、約1,000円前後を推移していく事になります。

EEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)は世界の企業を動かし始め、日本では「Toyota Research Institure」や「三菱東京UFJ銀行」などが加盟するなど、ETH(イーサリアム)への期待が一気に加速し、2017年5月にはついに時価総額ランク2位に浮上しました。

EEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)はETH(イーサリアム)を汎用性のある仕組みとして世界中に認知させる事に成功し、2017年6月にはロシアもイーサリアムを承認するなど、更なる期待値を呼び込む事になり、1ETHの価格は40,000円を超え上昇を続けます。

価格が高騰し続ける2017年9月、期待されていたハードフォークである「Metropolis(メトロポリス)」のスケジュールが公開されたのです。

Metropolis(メトロポリス)〜Byzantium(ビザンティウム)〜

Metropolis(メトロポリス)では、「Byzantium(ビザンティウム)」と「Constantinople(コンスタンティノープル)」という名称で、2段階に分けてのハードフォークとなります。

第1段階となるByzantium(ビザンティウム)は2017年10月、主なアップデート内容は以下のものです。

  • コンセンスアルゴリズムの準備(PoWからPoSへの変更への準備)
  • マイニング報酬(5ETH→3ETHへ減)
  • 匿名性の強化(ゼロ知識証明)

この頃には、仮想通貨全体が盛り上がりを見せ、一部では「買えば儲かる」と言われていた時期ですね。この時期に仮想通貨に参加した人も多かったのではないでしょうか。

Byzantium(ビザンティウム)では、マイニングの仕組みである「PoW」を「PoS」へ変更する“準備”が成されました。

ETH(イーサリアム)はビットコインと同じマイニング方式の「PoW」を採用しているのですが、「PoW」では高性能なコンピューターや大規模な電力が必要です。

ETHのマイニングには“莫大な資金”が必要となり、マイニングに参加し難いというデメリットがあります。

また、「PoW」には“51%攻撃”というブロックチェーンを改ざんする方法が存在するため、どうしてもリスクが付きまとうという欠点もあるのです。

ETH(イーサリアム)は「PoW」から「PoS」に変更する事で、これらの問題点を改善します。

「PoS」に移行されれば、ETHを多く保有する事でマイニングに参加出来るようになるのです。

ハードフォーク時の価格

  • 価格:1ETH=約40,000円

Byzantium(ビザンティウム)のハードフォークが行われる時期は、仮想通貨全体が盛り上がりを見せ、仮想通貨に投機・投資する新規参入者の増加や、ICOが増え始めた頃でもありました。

前回のハードフォーク「Homestaed(ホームステッド)」から、不安材料となる事件やEEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)の発足や加盟に伴う好材料で、1ETHの価格も大きく変動しながら迎えたハードフォーク「Byzantium(ビザンティウム)」は、ハードフォーク時の価格を見ると前回と変わらない価格ではありました。

しかし、ここから2017年末に向けて価格は加速的に上昇していきます。

その後の価格推移

Byzantium(ビザンティウム)が実施された時期は、仮想通貨全体が非常に盛り上がっている時期でもあったため、その後1ETHの価格もグングン上昇し、2018年1月には最高額である18万円を記録しています。

もちろんこの高騰は、ハードフォークが全ての要因というわけではありませんが、段階的にハードフォークを実施し、“期待値”を徐々に高めていったという確かな実績の上に成り立っています。

盛んに行われるICO案件でも、ほとんどがETH(イーサリアム)をベースとしていることからも、その使い勝手の良さと期待値が分かりますね。

2018年に入って、BTC(ビットコイン)を筆頭に、全ての仮想通貨の価格が下落しました。

それに伴い、最高18万円を記録したETH(イーサリアム)の価格も、2018年7月現在では5万円程になっています。

2017年7月9日現在では「Byzantium(ビザンティウム)」までが実行されており、ハードフォークはあと2つ(メジャーアップデートはあと1つ)を残しています。

Metropolis(メトロポリス) 〜Constantinople(コンスタンティノープル)〜

次に実行されるハードフォークが、Metropolis(メトロポリス)第2段階である「Constantinople(コンスタンティノープル)」です。

「Constantinople(コンスタンティノープル)」の主なアップデート内容は未発表ですが、以下の内容が予想されています。

  • セキュリティの強化

現段階では具体的な時期や内容も決まっておらず、それらの発表が待たれている状況です。

Serenity(セレニティ)

Serenity(セレニティ)は、ETH(イーサリアム)の総仕上げとなるハードフォークです。

Serenity(セレニティ)についても、内容や時期は未だ明言されていませんが、主なアップデートでは、以下が期待されています。

  • コンセンサスアルゴリズムの完全移行(PoWからPoSへの完全移行)

Serenity(セレニティ)により、ETH(イーサリアム)は完全に「PoS」へ移行される事が期待されています。

マイニングの方法が完全に変わるというインパクトは、やはりETHの価格にも大きく影響する事が予想されます。

これまでETHをマイニングしていた人たちの状況も大きく変わり、期待や不安がチャートを大きく変動させるかもしれません。

しかし、Serenity(セレニティ)の実施が”ETH(イーサリアム)”を完成させ、ETH(イーサリアム)を完全なシステムに仕上げます。

マイニングのための高性能コンピュータや膨大な電力といったコストも必要なくなり、51%攻撃というブロックチェーンの改ざんリスクも回避出来る、時価総額第2位のETHは、期待値の高いものになるはずです。

ETH(イーサリアム)のハードフォーク総まとめ

ETH(イーサリアム)は、決済だけではなく“契約”も自由に実装出来るシステムですので、ビジネスにブロックチェーン技術を取り入れる場合にも最適なシステムです。

様々な業界のICO案件が、ETH(イーサリアム)ベースとしている事実をとっても、いかに汎用性のあるシステムであるかが分かると思います。

期待されるETH(イーサリアム)のハードフォークは残すところ後2段階です。

ビジネスのプラットフォームとして広がるETH(イーサリアム)の大きな転換期には、ETHの大きな価格変動が予想されます。

ただし、これまでの価格変動はハードフォークだけを起因としたものではありません。仮想通貨全体の“流れ”を見ることも大切ですし、仮想通貨の基軸になっているBTCの値動きにも大きく左右されます。

また、ハードフォークの予定が発表されれば、その“期待値”で価格が上昇し、ハードフォーク実施後には急落する事も容易に想像出来ますので、投機・投資をする場合には、これまでの値動きやファンダメンタルズに注意を払い、“買う価格”と“売る価格”を予め決め、流される事なく取引を行う事が大切です。

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