仮想通貨取引がエネルギー問題に発展する!?マイニングが地球に及ぼす影響とは

BTC(ビットコイン)を代表するPoWなどのマイニングには、膨大な電気量がかかります。

そんな仮想通貨(暗号資産)のマイニングについて、このまま莫大なエネルギーを利用したマイニングが行われた場合、エネルギー市場に与える影響や、地球規模で温暖化の影響が出るといった議論が巻き起こっています。

ここ数日(2018年11月26日現在)のニュースサイトなどで目にした人もいるかもしれませんね。

もちろん、2〜3年のうちにという話ではなく10年以上先の予測となっているので、もしBTC(ビットコイン)マイニングが今後も同じペースで行われるとしても、それなりの対策を”これから”講じることになるでしょう。

有効な対策がなければ、エネルギーと環境問題として仮想通貨(暗号資産)の流通が脅かされることにもなりかねません。

そこで今回は、BTC(ビットコイン)のマイニングについての簡単な解説から、なぜマイニングを行う事で電力を使うのか、また、それが及ぼす問題はどのようなものなのかを紹介します。

※あくまでも仮想通貨(暗号資産)を取り巻く話題の一部ですので、一つの可能性として捉えて頂けると幸いです。

にゃんこ

にゃんこ
BTCの根幹とも言える話だにゃん。難しそうな話だけど、興味あるにゃん。
ビット先生

ビット先生
仮想通貨業界の動きにも関わる話になっていくぞぃ。しっかりと原点を抑えておきたいところじゃぞぃ。

BTC(ビットコイン)におけるマイニングとは⁉

まずは、BTC(ビットコイン)のマイニングについて、簡単におさらいしておきましょう。

マイニングとは、BTCの取引において「その取引に不正や改ざんがない事を承認する」作業です。

これは、BTC取引が発生した瞬間に、マイナーと呼ばれる人々が一斉にコンピューターを使って計算を行い、一つ一つの取引が“正当な取引”である事を承認してくれます。

マイナーは世界中に存在しますが、より高性能なコンピューターを使っていち早く“承認”を行えた人には、BTCの報酬が支払われます。

正当な取引を承認する事でBTCを貰える事から、これらの承認作業を「マイニング(BTCを採掘する作業)」と呼び、作業を行う人たちの事を「マイナー」と呼びます。

マイナーが、BTCの取引について“正当な取引”であることを、どのマイナーよりも早く承認するには、誰よりも早く計算処理が出来る高性能なコンピューターを維持する必要があります。

そして、高性能なコンピューターを動かし続けるには、膨大な電力が必要です。

これらの競争は、今や世界中で行われており、マイナー全てが膨大な電力を使ってマイニング競争を繰り広げているのです。

にゃんこ

にゃんこ
個人で戦う時代から法人や企業で戦う時代に入っているのかにゃん??

マイニングは電力を消費しすぎる

BTC(ビットコイン)のマイニングに膨大な電力が必要な理由としては、大きく以下のような理由があります。

  • 高性能なコンピューターを24時間動かし続けるための電力が必要となる
  • 高性能コンピューターは1台だけではなく、数十台、数百台を同時に動かしているため、台数に比例した電力を必要とする
  • コンピューターは熱を発するため、コンピューターの台数が多ければ、その熱を冷やすための冷却装置にも膨大な電力が必要となる

高性能なコンピューターを動かす電力の他にも、そのコンピューターを冷やすための冷却装置に膨大な電力が必要なのです。

例えば、スマートフォンのゲームアプリを長時間プレイしただけで、スマホの本体が熱くなりますよね。

原理はこれと同じで、マイニングを行うコンピューター程の性能になると、いわゆる業務用の(サーバールームなどに設置されるもの)冷却装置が必要になります。

マイニングを行う上で消費する電力は、コンピューターを動かす電力と冷却に必要な電力を合わせた、膨大なエネルギーを使う必要があるのです。

マイニングで地球上の二酸化炭素が増加する!?

BTC(ビットコイン)のマイニングを続ける事によって、地球上の二酸化炭素が増加すると言われています。なぜなら、マイニング施設が集中している中国は、火力発電を主な発電方法として利用しているからです。

BTC(ビットコイン)のマイニングには膨大な電気量を使いますが、それに比例して膨大な電気料金がかかりますよね。ですので、マイナー達は出来るだけ電気料金の安い国でマイニング事業を行おうとします。それが、中国です。

現状多くのマイナーは中国国内にマイニング施設を構え、出来るだけ安い電気料金でBTCのマイニングを行なっています。

膨大な電気量を使う事自体は、二酸化炭素増加に繋がるとは言えません。発電方法には太陽光発電や水力発電など、様々な方法があるからです。発電方法の中で二酸化炭素を発生させるのは「火力発電」だけなのです。

そして中国は、世界1位の石炭生産量を誇り、火力発電への依存が強いとされるアジア諸国の一つです。BTC(ビットコイン)のマイニングが中国に集中しているという背景は、火力発電による電力消費で二酸化炭素を増加させる可能性が高い、と予想される要因でもあるのです。

マイニングで地球温暖化の因果関係は明確ではない

マイニングによる二酸化炭素の増加で、地球温暖化が進むと言った懸念は、はっきりとした裏付けがあるわけではありません。

まず、中国の電力発電方法は、石炭を使った火力発電の他に水力発電にも力を入れており、マイニングに利用される電力全てが二酸化炭素を増加させているわけではないのです。

また、地球温暖化と二酸化炭素の因果関係についても近年、懐疑的な意見も聞かれるようになりました。

ですので、BTC(ビットコイン)マイニングを続けることが、直接地球環境の破壊に繋がるのかという問いに対しては、今のところ「分からない」というのが結論です。

ただし、BTC(ビットコイン)のマイニングが大量のエネルギーを消費している事は事実ですので、この点に関しては今後改善すべき問題と言えそうですね。

今後の仮想通貨(暗号資産)のマイニングはどうなるの?

大量のエネルギー消費が明白なBTC(ビットコイン)のマイニングですが、これらエネルギー問題が今後強く意識されるようになった場合、マイニングはどのような方向へ向かうのでしょうか。

それは、仮想通貨(暗号資産)によって違うマイニング方法で運命が別れるかもしれません。

仮想通貨(暗号資産)のマイニング技術(コンセンサスアルゴリズム)には、大きく分けて以下のものがあります。

  • PoW(Proof of Work)
  • PoS(Proof of Stake)
  • PoI(Proof of Importance)

この中で、BTC(ビットコイン)はPoWという方法でマイニングが行われますが、このPoWはデータ改ざん防止に強い反面、膨大な電気量を必要とします。

しかし、その他のPoSやPolについては、高性能コンピューターでの高度な計算が必要無いため、膨大な電力を必要としません。

あくまでも“電力”という観点に絞ったメリットとなりますが、仮想通貨(暗号資産)のマイニングによるエネルギー問題を改善する場合には「PoWによるマイニングを控える」といった方法も選択肢の一つとして考慮されるかもしれません。

もちろん、BTC(ビットコイン)のマイニングには、火力発電以外のクリーンエネルギーのみを使うといった方法での対処も考えられますね。

※コンセンサスアルゴリズムについては「PoW・PoS・PoI・PoCの違い」でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

POW・POS・PoI・PoCの違い
仮想通貨はブロックチェーンという技術によって成り立っています。 ブロックチェーンは、特定多数のユーザーの持つパソコンによって、通貨の取引の記録...

仮想通貨取引がエネルギー問題に発展する!?マイニングが地球に及ぼす影響とは〜まとめ〜

仮想通貨取引がエネルギー問題を含んでいる事は確かです。ただし、地球温暖化などとの因果関係は明確ではありません。

今すぐにPoWを採用しているコインのマイニングが過剰に問題視されたり規制されたり、といった事は考えにくいですが、今後仮想通貨(暗号資産)がクレジットカード並みに世界中で普及する際には、このようなエネルギー問題をクリアする必要がありそうです。

※仮想通貨取引所の利用、また仮想通貨取引やICOへの参加については、リスクを伴うことがあります。これらのリスクを自分自身でしっかりと把握した上で、無理のない資金で取引を行うことが大切です。自身でリスク管理をしっかりと行いましょう。

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