暗号資産(仮想通貨)用語「ハードフォーク」と「ソフトフォーク」の違いとは!?

暗号資産(仮想通貨)の「ハードフォーク 」や「ソフトフォーク」は、仮想通貨取引をしていると一定の期間毎に見聞きする事があると思います。

最近でもBCH(ビットコインキャッシュ)では「ハードフォーク 」が起こりましたよね。また、印象に残る「ソフトフォーク」としては、去年ギリギリで中止となったBTC(ビットコイン)のSegwit2(セグウィット2)ではないでしょうか。

BTC(ビットコイン)をはじめとして、仮想通貨取引をしていると何かと関わる「フォーク」については、BTC自体を取引していない人でも、少なくとも概要だけでも把握しておく必要があるでしょう。

なぜなら、現在のところ仮想通貨取引における基軸通貨はBTCであり、BTCの動きによってその他のアルトコインが大きな影響を受けてしまうからです。

もちろん「フォーク」はBTC(ビットコイン)に限ったことではありませんが、「ハードフォーク 」や「ソフトフォーク」の概要を掴むには、BTCのフォークを追っていくのが分かりやすいでしょう。

そこで今回は、「ハードフォーク 」と「ソフトフォーク」にはどのような違いがあるのかを、BTC(ビットコイン)のフォークを例に挙げながら、フォークが起こる原因やその影響について紹介します。

※記事中にある事例や説明には多少の語弊が生じる場合がありますが、あくまでもイメージとして捉えてください。

にゃんこ

にゃんこ
ハードフォーク・・・ソフトフォーク・・・!?
ビット先生

ビット先生
暗号通貨の世界は専門用語が飛び交うので1つ1つ理解して行こうぞぃ。

「ハードフォーク 」と「ソフトフォーク」の違い

「ハードフォーク 」と「ソフトフォーク」の基本的な違いは、一つのコインが分岐し、新しいコインが誕生するか否かです。

それでは、それぞれの特徴を“ユーザー目線”から見ていきましょう。

▼「ハードフォーク 」

「ハードフォーク 」という名が広く認知されたのは、昨年行われた大きなハードフォークであるBCH(ビットコインキャッシュ)の誕生ではないでしょうか。

「ハードフォーク 」の大きな特徴としては以下が挙げられます。

  • 新しい仕組みのコインが誕生する
  • 誕生したコインはその後、確立した一つのコインとして取引が行われる
  • ハードフォークの元となるコインと同数のコインが配布される可能性がある(仮想通貨取引所の方針による)

BTC(ビットコイン)がハードフォークしてBCH(ビットコインキャッシュ)が誕生した際にも、Binance(バイナンス)をはじめとした仮想通貨取引所ではBTCと同数のBCHが配布されるとの情報から、対象の仮想通貨取引所にBTCを移動させた人も多かったと思います。

ハードフォーク の特徴で何より重要なのが「新しい仕組み」のコインが誕生するという事です。

これを電車に例えてイメージしてみましょう。

これまでは、線路上にAという電車が走っていました。そして、Aという電車は10分に1本というペースで運行していました。また、車内に乗車出来る人数も少なかったのです。徐々に利用者が増えていくAという電車は、一度に車両に乗車出来ないお客さんを待たせるようになっていきます。

この“お客さんを待たせている”状態が、BTCの取引(送金など)における遅延ですね。

このままでは、急いでいる利用者に対応出来なくなります。

そこで考え出されたのが、”沢山の利用者が乗れる大きな電車を、新しい線路で走らせる“というアイディアです。

”利用者が沢山乗れる大きな車両“と”新しい線路“というのが、ハードフォーク における「新しい仕組み」にあたる部分ですね。

大きな車両で出来た電車を、新しい路線で走らせる事で、これまで車両に乗車出来ず待たされていた利用者を効率良く(遅延する事なく)運ぶ事を目指したのです。

この例に当てはめても分かるように、BCH(ビットコインキャッシュ)は、BTC(ビットコイン)と比べて処理をするペースを速くし、一度に記録出来る取引容量を大きくしたコインなのです。

ハードフォークとは、元になるコインの仕組みを変更する事で生み出される新たなコインだという事ですね。

▼「ソフトフォーク」

「ソフトフォーク」が広く認知されたのは、BTC(ビットコイン)のSegwit2(セグウィット2)が発表された時ではないでしょうか。

ソフトフォークでは、ハードフォーク のように大きな車両や、新しい路線を作るような事はせず、現在の車両をそのまま利用します。

ただし、これまでより多くの人を車両に乗せるために、電車を使う利用者を“ギュウギュウに詰め込む”という方法で、出来る限り沢山の利用者を運ぶ事イメージです。

※実際には取引データを圧縮して扱うという方法です。

このように、コインの仕組みの能力を上げる事によって、性能アップを目指す事を「ソフトフォーク」と呼んでいます。

ただしこの方法は、処理における基本的な器は変わらないため、利用者が更に増えればいずれはまた遅延を起こしてしまう危険性をはらんでいます。

因みに、仮想通貨史上初めてSegwit(セグウィット)に成功したのが日本のコインMONAでした。

Segwitについては「モナコイン(MONA)の特徴・仕組み・将来性」で分かりやすく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

BTC(ビットコイン)で行われたハードフォークの事例

BTC(ビットコイン)に関しては、これまで何度もハードフォークを行なってきました。

そこで、ハードフォークで誕生したコインについて、BTC(ビットコイン)と比較するとどう優れているのかを簡単にまとめておきます。

  • BCH(ビットコインキャッシュ):ブロックサイズ(取引記録を保存する場所の容量)の8MB増加し、処理能力速度アップした。
  • BTG(ビットコインゴールド):マイニングアルゴリズム(マイニングのための仕組み)が改良され、PCのGPU(グラフィックプロセッシングユニット)を使ってマイニング出来るようになった。
  • BCD(ビットコインダイヤモンド):ブロックサイズ(取引記録を保存する場所の容量)の8MB増加し、発行総枚数がBTCの10倍である21,000万枚になった。
  • SBTC(スーパービットコイン):送金スピードの早い“ライトニングネットワーク”に対応し、スマートコントラクトやゼロ知識証明などが搭載された。
  • LBTC(ライトニングビットコイン):送金スピードの早い“ライトニングネットワーク”に対応し、ブロックサイズは2MBへ容量アップ、スマートコントラクトの実装やセキュリティ向上などが特徴。
  • GOD(ビットコインゴッド):POS(保有しているだけでマイニング出来る)の搭載、スマートコントラクトの実装、ゼロ知識証明、ライトニングネットワークに対応した。
  • BTCP(ビットコインプライベート):BTC(ビットコイン)に、匿名性に優れたZCL(ジークラシック)の技術を取り込んだ”匿名性の高いビットコイン“として誕生した。

それぞれに目的を持ったフォークですが、あまりにも多すぎますね。。

ちなみに、先日ハードフォークを行なって「ABC」と「SV」に分岐したのはBCH(ビットコインキャッシュ)です。「ABC」や「SV」に関しては、BTC(ビットコイン)からの分岐の分岐、というわけですね。

今後も起こり得る「ハードフォーク 」と「ソフトフォーク」

暗号資産(仮想通貨)をより良いものにすると言った理由や、「サトシ・ナカモト」が本来目指していた暗号通貨(仮想通貨)の在り方を尊重すると言った考え方の元、今後もハードフォーク やソフトフォークが起こる事は容易に考えられます。

むしろ、このような試行錯誤が少しずつブロックチェーン技術を進めているのかもしれません。

インターネットが普及する前、各プロバイダーがネットワークを提供していました。その時代「インターネット」という呼び名ではなく「パソコン通信」と呼ばれていました。同じプロバイダーのネットワークに接続した仲間たちと、掲示板やチャットを楽しんでいたのです。これはまだまだ、パソコンが普及する前の話でした。

現在のブロックチェーン技術やその上に成り立つビットコインシステム、またイーサリアムやNEMといった主要なアルトコインを支えるプラットフォームは、当時のパソコン通信のような位置付けなのかもしれません。

後に全ての通信が「インターネット」というネットワークに置き換わるように、ブロックチェーン技術の上に成り立つネットワークも洗練され、少しずつ統一されるのでしょう。

より快適に、ユーザーが何も迷う事なくブロックチェーンを日常的に利用する時代が来るまで、「ハードフォーク 」や「ソフトフォーク」という試行錯誤によってブロックチェーンを完成させていくのかもしれませんね。

暗号資産(仮想通貨)用語「ハードフォーク」と「ソフトフォーク」の違いとは 〜まとめ〜

今回は、暗号資産(仮想通貨)における用語「ハードフォーク 」と「ソフトフォーク」についての違いを紹介しました。

技術的な側面や、フォークについての分類については更に細かな説明が必要となりますが、「ハードフォーク 」と「ソフトフォーク」をイメージするためには、まず大まかな概要を知っておく必要があります。

これらがイメージ出来るようになれば、今後BTC(ビットコイン)をはじめとして、その他のアルトコインが「ハードフォーク 」や「ソフトフォーク」をするといった情報を得た時、それによって何が起こるのかという大まかな予測をする事が出来ます。

あまりにもフォークを繰り返すコインは信用を落としてしまいますが、暗号資産(仮想通貨)がより使いやすく改良されていく事は、コインの流動性やブロックチェーン技術の繁栄に大きく役立つ事は間違いありませんね。

※仮想通貨取引所の利用、また仮想通貨取引やICO、暗号資産(仮想通貨)を利用したサービスへの参加については、リスクを伴うことがあります。これらリスクを自分自身でしっかりと把握した上で、無理のない資金で取引を行うことが大切です。自身でリスク管理をしっかりと行いましょう。

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