ブラジルがステーブルコイン「BNDESトークン」を発行する!?その狙いとは!

2019年、ブラジルのBNDES(国立経済社会開発銀行)は、ブラジルの法定通貨であるレアルに対して1:1に対応する「BNDESトークン」のパイロット版を運用します。

法定通貨に1:1で連動するトークンということは、暗号資産(仮想通貨)が”安定した価値を持つ”ということですので「ステーブルコイン」ということですね。

BNDES(国立経済社会開発銀行)はブラジル政府が100%出資している銀行であることからも、ブラジルレアルに対する本格的なステーブルコインを想定した、重要なコインになることが予想されます。

そこで今回は、ブラジルのステーブルコインとなり得る「BNDESトークン」の特徴や、「BNDESトークン」を発行するブラジルの狙いについて、ステーブルコインの簡単なおさらいを交えながら紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

にゃんこ

にゃんこ
最近、ステーブルコインが増えているにゃん。
ビット先生

ビット先生
にゃんこも暗号資産の業界に敏感になってきたぞぃ。ステーブルコインが普及することで暗号資産の業界では安心して利用できる用途が増えるぞぃ。

ステーブルコインとは

ボラティリティの高い暗号資産(仮想通貨)は、今のところ通貨としての価値が安定しておらず、法定通貨のような用途には利用し難い状況です。

そんな中、コインに出来る限り法定通貨のような信頼感を持たせるために”法定通貨に連動”されるコインが「ステーブルコイン」と呼ばれます。

例えば、今最も知名度のあるステーブルコインは「USDT」と呼ばれるコインで、これはアメリカドルと連動した価値を持っています。具体的には、1USDT≒1USDです。

今回、ブラジルで発行される「BNDESトークン」は、ブラジルレアルと連動したモノになりますので、1BRL≒1BNDESとなり、ブラジルレアルのステーブルコインという位置付けになるのです。

当ブログでは、以下の記事でステーブルコインについて分かりやすく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

そもそもBNDESってなに?

「BNDESトークン」の特徴を紹介する前に、そもそも「BNDES」とは何なのかについて簡単に紹介しておきます。

※トークン名の意味を知ることで、よりイメージしやすくなりますので、解らない名称などは極力調べるようにしましょう。

BNDESとは、国立経済社会開発銀行の略称で、ブラジルの金融機関のことです。

BNDESは、ブラジル政府が100%出資1952年に設立されたブラジル経済振興のための専門機関で、エネルギー事業への積極的な支援を行うなど、ブラジル経済の発展を支援している重要な金融機関でもあります。

今回、このようなポジションの「BNDES」がトークンを発行し、かつステーブルコインとしてのポテンシャルを持つことから、「BNDESトークン」が注目されています。

ブラジルのステーブルコイン「BNDESトークン」の特徴

それでは、「BNDESトークン」の特徴を見ていきましょう。

▼「BNDESトークン」の発行元はBNDES(国立経済社会開発銀行)

先述の通り、「BNDESトークン」はブラジル政府が100%出資にて設立されたBNDES(国立経済社会開発銀行)が発行するトークンです。

これは、国家が発行する暗号資産(仮想通貨)というインパクトを含んでおり、非常に注目されている暗号資産(仮想通貨)でもあります。

「BNDESトークン」は2019年1月から発行され、パイロットとして運用が開始されます。

パイロットとは、いわゆる“お試しの試験運用”というニュアンスです。映画やドラマでもパイロット版という言葉が使われたり、あらゆる分野で“パイロット・テスト”という言葉使われますね。まずは、試験運用から始めていくということです。

▼使用用途は「映画製作と宣伝」から

「BNDESトークン」はステーブルコインとして、映画配給会社の国立映画庁に発行されます。

これは、映画製作といった文化機関を促進する名目があり、数百ドル相当のBNDESトークンをパイロットとして運用していきます。

▼「BNDESトークン」のプラットフォームはETH(イーサリアム)

BNDES(国立経済社会開発銀行)が発行する「BNDESトークン」のプラットフォームはイーサリアムを採用しています。

イーサリアムには「スマートコントラクト」という機能がありますね。

スマートコントラクトは、ブロックチェーン上で動くイーサリアムの取引に対して、独自のルールを設定することが可能です。

取引が行われれば、スマートコントラクトに設定されているルールが自動的に適用されます。

※スマートコントラクトについては「イーサリアム(Ethereum)の特徴・仕組み・将来性」で解りやすく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

「BNDESトークン」で用いられるスマートコントラクトでは、トークンを受け取ることが可能な会社を設定することで、無関係な会社がトークン(資金)を受け取ることができない仕組みを作り上げています。

これらの仕組みが期待されている背景には、ブラジル国内の銀行に汚職(賄賂など)が横行していることにあります。

今回発行される「BNDESトークン」は、公的資金が”目的の用途だけ”に利用されているという“信頼性を保つトークン”となることが大前提でなのです。

ブラジルがステーブルコインに期待すること

ブラジル国内は、残念ながら公的資金に関する賄賂などの汚職が絶えません。やはり国民からは公的資金の使い道についての質問が絶えないようです。

こういった問題については、どこの国でも(もちろん日本でも)度々問題になり、しかし不透明なために有耶無耶になってしまうという流れは同じようですね。

ブラジル政府はこれらの問題について、公的資金の流れにスマートコントラクトによる“自動的なルール適用”を利用することで、不正のできない透明性と信頼性を持たせようとしています。

また、この試みが成功し、社会的に浸透するならば、ブラジル政府のあらゆる機関に適用できる上、将来的には他国の公的資金に対する汚職対策として、汎用的な利用が可能になるかもしれません。

ブラジルがステーブルコインを発行する!? 〜まとめ〜

ブラジルが発行するステーブルコインは、2019年1月からパイロット運用としてスタートします。

その最終的な狙いはやはり、お金の流れに透明性をもたせるという、ブロックチェーン技術ならではの成果を期待するものです。

こういった試みは、これまでの暗号資産(仮想通貨)に対する取り組み(投機・投資としての対象)が一歩先に進み、ブロックチェーン技術の“利用価値”が示されるものではないでしょうか。

それでは最後に、「BNDESトークン」についてまとめておきます。

  • 「BNDESトークン」は、ブラジルレアルと連動したステーブルコイン
  • 「BNDESトークン」の発行元はBNDES(国立経済社会開発銀行)
  • BNDESとは、国立経済社会開発銀行の略称で、ブラジルの金融機関
  • BNDESは、ブラジル政府が100%出資している
  • 使用用途は「映画製作と宣伝」から
  • 「BNDESトークン」のプラットフォームはETH(イーサリアム)
  • 公的資金の流れにスマートコントラクトによる“自動的なルール適用”を利用するためのパイロットでもある

今後も、ブロックチェーン技術が試されていく環境は増えていくはずです。投機や投資目的ではない利用方法についても、今後注目していきたいですね!

※参考記事:coindesk.com

※仮想通貨取引所の利用、また仮想通貨取引やICO、暗号資産(仮想通貨)を利用したサービスへの参加については、リスクを伴うことがあります。これらリスクを自分自身でしっかりと把握した上で、無理のない資金で取引を行うことが大切です。自身でリスク管理をしっかりと行いましょう。

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