仮想通貨の「出来高」ってなに?それが意味するものと確認方法

仮想通貨取引をしていると必ず見聞きする「出来高」という用語があります。

特に、仮想通貨(暗号資産)の価格が大きく変動する時、Twitterをはじめとしたあらゆる関連メディアで「出来高」という用語を頻繁に目にするのではないでしょうか。

そこで今回は、そもそも出来高とは何なのか、そして出来高の変動と仮想通貨(暗号資産)の価格変動にはどのような関係があるのかを交えながら、仮想通貨取引における出来高の重要性や確認方法を紹介します。

※出来るだけ分かりやすく解説するため噛み砕いた表現や例えを使用していますので、大枠のイメージとしてとらえて頂けると幸いです。

にゃんこ

にゃんこ
暗号資産・仮想通貨の出来高って聞いたことあるにゃん。
ビット先生

ビット先生
売買する上で、出来高は重要だぞぃ。

出来高ってなに?

そもそも出来高という用語は株式取引で頻繁に使用される用語です。

株式取引での出来高は、売買が成立した株数の事を指し、「出来高が多い」といった場合には、頻繁に取引が行われ、多くの取引が成立した事を意味します。

仮想通貨取引で使用される出来高という用語も、株式取引と同じ意味で用いられています。

例えば、仮想通貨取引でBTC(ビットコイン)の取引における出来高が多かった場合、BTCの売買(取引)が多く成立した事を意味し、BTCの価格に何かしらの変動が起こる、または起こった事が予測されます。

多くの取引が行われたという事は、BTCがいつもよりも多く売買されたという事なので、BTCに関するポジティブあるいはネガティブなニュースが出ており、多くの資産が移動した事を意味するのです。

どちらにしても、その時点のBTCは、注目度が高くなっているという事を確認出来ますね。

もう少し身近なモノに例えるため、私たちが日常生活で利用するコンビニを例に「出来高」をイメージしてみましょう。

コンビニでの出来高は「いかに商品がたくさん売れたか」を確認する指標になります。

例えばテレビ番組でコンビニのスイーツ特集が行われれば、当日あるいは次の日の早い時点でコンビニのスイーツが売り切れてしまう事がありますよね。

これは、テレビ番組での特集というポジティブなニュースで、私たち消費者が“その商品を欲しい”という心理になり、売買(消費者目線で言えば買い)が殺到した状態です。

この時、コンビニの商品において、スイーツがたくさん売れて(取引がたくさん成立して)出来高が増加したという事になります。

この例をみても分かる通り、「出来高」の多さは“注目度”の指標になるものだと言えるのです。

ですので、仮想通貨取引においても、コインの大きな価格変化を予測するために、出来高は一つの指標として重要な役割を果たしています。

「出来高」の見方

コインの大きな価格変動を予測するために重要な役割を果たす「出来高」ですが、ここでは「出来高」の変化に対する見方を紹介します。

※出来高は、あくまでも価格変化を予測する指標の“一部”であり、価格変動にはその他様々な要素の分析も必要です。

▼出来高が多いという意味

コインの出来高が多くなった場合、以下のような意味合いが考えられます。

※出来高のみでは判断が出来ませんので、以下はあくまでも最もシンプルな解釈としてとらえてください。

  • コインへの関心が高くなっている
  • 売りたい人が多い
  • 買いたい人が多い

コインへの関心が高くなっている

コインへの関心が高くなると、売買が盛んになります。価格上昇への期待や下落への懸念が生じた時に、急激な変化が見られます。

これは、コインの流動性が高い状況であると言えるでしょう。

売りたい人が多い

ネガティブなニュースが流れ、下落への懸念が生じたり、期待する価格に達した時「売りたい人」が増えます。このような場合にも取引が成立すれば出来高が多くなります。

買いたい人が多い

ポジティブなニュースが流れ、価格上昇への期待が生じた場合「買いたい人」が増え、取引が成立すれば出来高が多くなります。

▼出来高が少ないという意味

コインの出来高が少ない場合、以下のような意味合いが考えられます。

※出来高のみでは判断が出来ませんので、以下はあくまでも最もシンプルな解釈としてとらえてください。

  • コインへの関心が低くなっている
  • 売りたい人が少ない
  • 買いたい人が少ない
  • 既に売り尽くされてしまった

コインへの関心が低くなっている

コインへの関心が低くなると、売り方と買い方が減ってしまうため、なかなか取引が成立せず、価格自体に動きが無くなります。これはコインの流動性が低い状態であると言えます。

例えば、近年行われたICOなどで、プロジェクトの進捗が公開されず、取引をしようにも“動けない状態“が長く続くという理由でも、コインへの関心が低くなるといった現象が起こります。

売りたい人が少ない

購入した価格から暴落してしまったコインなどは、出来るだけ購入した時と変わらない価格、あるいはそれ以上で売りたいものです。

価格暴落からなかなか上昇しないと言った状況では、売りたい人が少なくなります。

逆に、価格がもっと上昇する可能性が高い場合にも、売りを控える人が多くなる場合があります。

このような場合には、売り方と買い方のバランスが悪くなり、取引が成立しないために出来高が少なくなるのです。

買いたい人が少ない

今後、価格の上昇が見込みないコインや、価格下落が明らかとなったコインには買い手がつきません。

このような心理になった時、やはり売り方と買い方のマッチングが少なくなるため、出来高は少なくなります。

▼出来高と売買価格の関係性

出来高を確認する場合、売買されている価格にも同時に注目する事で、その後の価格変動を予測する指標にもなります。

出来高と売買価格の関係性をパターンで表すと次のような事がイメージできます。

※以下の条件は、あくまでも可能性としてとらえてください。

  • 出来高が急激に多くなり、価格も上昇している:今後も価格が上昇する可能性がある。
  • 出来高が急激に多くなり、価格は下落している:価格がさらに下落する可能性がある。
  • 出来高が急激に減少しているが、価格は上昇している:これ以上の価格上昇が見込めない(価格が上がりきった)可能性がある。
  • 出来高が急激に減少し、価格も下落している:価格が今後上昇する可能性がある。

これらの価格変化予測は、仮想通貨取引を行なっている人たちの“心理”が反映されています。

諦めや警戒心、期待値や焦りが出来高などのグラフに現されるのです。

ですので、「出来高」や「売買価格」については、どちらか一方だけを参考にするものではなく、あくまでも指標の一つとして、その他様々な要素を把握しておく必要があります。

出来高を確認する方法

それでは、コインの出来高を確認する方法を紹介します。

▼出来高はチャートで確認

コインの出来高は、普段利用している仮想通貨取引所や、「CoinMarketCap」「Bitcoin日本語情報サイト」をはじめとする仮想通貨(暗号資産)市場の資本情報を提供しているサイトなどで確認する事が可能です。

チャート内の出来高は以下の部分で確認します。

参考:Bitcoin日本語情報サイト

例えば、実際の仮想通貨取引所の「BITMEX」で出来高を確認する場合であれば、以下の場所をチェックします。

▼出来高を確認する事で、海外での取引同行も確認可能

出来高の確認では、どの国でどのコインの取引が活発に行われているかを確認する事も可能です。

海外の動向を把握する事で、今後のコインへの影響などをチェックする事が出来ます。

参考:Bitcoin日本語情報サイト

出来高での判断リスク

仮想通貨取引をする上で、価格の予測を行う事は大切な事です。

価格上昇が期待出来るならば、なるだけ安くコインを購入しておきたいですし、下落が予想されるならば、高値のうちに売ってしまうという判断が必要だからです。

もし、レバレッジをかけた取引を行なっているならば、価格の予測をする事は必須条件となりますね。

しかし、株式にしても仮想通貨(暗号資産)にしても、価格変動を的確に予測する事は不可能です。

チャートを分析するテクニックなども数多くありますので、どれか一つ、例えば「出来高の意味」だけを基準に取引を行う事は大きなリスクを伴います。

特に、手持ちの数倍の資産を取引できるレバレッジでは、一つの指標だけで取引を行なっている人はいません。

数々のテクニック(テクニカル分析)と、社会情勢(ファンダメンタルズ)などの知識を駆使して、最善の選択肢を選んでいるのです。

「出来高の意味」を知る事は、取引をする上で大切な事ですが、テクニカル分析の中でも初歩的な位置付けである事を意識しておきましょう。

仮想通貨の「出来高」ってなに?それが意味するものと確認方法 〜まとめ〜

仮想通貨取引において、「出来高の意味」を知る事は非常に大切な要素となります。

コインの「売り」や「買い」が突然大きく変動した時には、コインの出来高が価格の大きな上昇や下落を予測する指標となるからです。

それでは最後に、「出来高」についてまとめておきます。

【出来高が多い】

  • コインへの関心が高くなっている
  • 売りたい人が多い
  • 買いたい人が多い
  • コインの流動性が高い

【出来高が少ない】

  • コインへの関心が低くなっている
  • 売りたい人が少ない
  • 買いたい人が少ない
  • コインの流動性が低い
  • 既に売り尽くされてしまった

【出来高と売買価格の関係】

  • 出来高が急激に多くなり、価格も上昇している:今後も価格が上昇する可能性がある。
  • 出来高が急激に多くなり、価格は下落している:価格がさらに下落する可能性がある。
  • 出来高が急激に減少しているが、価格は上昇している:これ以上の価格上昇が見込めない(価格が上がりきった)可能性がある。
  • 出来高が急激に減少し、価格も下落している:価格が今後上昇する可能性がある。

仮想通貨取引において、「出来高だけ」で判断する事は危険ですので、頻繁に取引をして資産を増やしたいという人は、チャートを分析するテクニックを誰よりも勉強する必要があります。ただし、あくまでもそれらが「指標」であり「絶対ではない」事を意識しておく事が大切です。

今後の仮想通貨取引でチャートを確認する時、「出来高」も一緒に確認することで、コイン価格の変動に対してこれまでとは違った”気づき”があるかも知れませんね。

※仮想通貨取引所の利用、また仮想通貨取引やICOへの参加については、リスクを伴うことがあります。これらリスクを自分自身でしっかりと把握した上で、無理のない資金で取引を行うことが大切です。自身でリスク管理をしっかりと行いましょう。

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