Ethereum(イーサリアム)の大型アップデート「コンスタンティノープル」成功!その内容とは!?

Ethereum(イーサリアム)の大型アップデート「コンスタンティノープル」成功!その内容とは!?

Ethereum(イーサリアム)と言えば、アルトコインの代表的なコインと言っても過言ではありません。

2019年4月8日現在、Ethereum(イーサリアム)の時価総額はBitcoin(ビットコイン)に次ぐ第2位であり、ブロックチェーン技術を使ったアルトコインでは唯一1兆円を超える時価総額を誇っています。

Ethereum(イーサリアム)の時価総額

引用元:CoinMarketCap

また、多くのICOが独自トークンを発行する際に利用したのも、Ethereum(イーサリアム)をプラットフォームとしたERC20という規格を利用しています。ICOで発行されるトークンのほとんどがMEW(MyEtherWallet)で管理できるのもそのためです。

そんなEthereum(イーサリアム)ですが、現在コンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSへ以降する前準備ということもあり、段階を踏んで大型アップデート(ハードフォーク)を進めているのです。

そして今回、2019年3月1日に行われたのが、メトロポリスというハードフォークの中の「コンスタンティノープル」という大型アップデートです。

そこで今回は、Ethereum(イーサリアム)の大型アップデートである「コンスタンティノープル」で変わったことや、今後の更なるアップデートには何があるのかを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

にゃんこ

にゃんこ
イーサリアムは、にゃんこも良く利用しているにゃん。マイイーサウォレットだって使えるにゃん。
ビット先生

ビット先生
おっ。ついににゃんこの得意分野が来たか!?

Ethereum(イーサリアム)の基本情報

Ethereum(イーサリアム)の基本情報

まずは、Ethereum(イーサリアム)の基本情報を確認しておきましょう。

システム名 Ethereum(イーサリアム)
通貨名 ETH
公開日 2014年2月
時価総額(2019年3月30日現在) 約1兆7千億円
発行上限 無し
コンセンサスアルゴリズム PoW(Proof of Work)
※セレニティにてPoSへ変更予定
取引手数料 Gas
トランザクション 15秒
特徴 スマートコントラクト

Ethereum(イーサリアム)の大型アップデートは大きく分けて4種類

Ethereum(イーサリアム)の大型アップデートは大きく分けて4種類

次に、Ethereum(イーサリアム)の大型アップデートについて簡単におさらいをしておきます。

1 フロンティア 2015年7月完了
2 ホームステッド 2016年3月完了
3 メトロポリス ビザンチウム 2017年10月完了
コンスタンティノープル 2019年3月完了
4 セレニティ 未定

今回実施された「コンスタンティノープル」は、メトロポリスという大枠のアップデート内容になります。

2019年3月1日の「コンスタンティノープル」が成功!

2019年3月1日の「コンスタンティノープル」が成功!

結論から言えば、2019年3月1日の「コンスタンティノープル」は成功しました。

成功とは、機能や価格に大きな影響を与えることなく、正常にアップデートされたということです。

「コンスタンティノープル」で変わったこと

「コンスタンティノープル」で変わったこと

コンスタンティノープルでは、以下のような変更がなされています。

  • Gas(ガス)コストが少なくなった(EIP-1283)
  • マイニング報酬の減少(EIP-1234)
  • Ethereum(イーサリアム)のプロセス効率向上(EIP-145)
  • Ethereum(イーサリアム)の仕組みの最適化(EIP-1052)
  • オフチェーンでの取引が可能になった(EIP-1014)

EIPとは、Ethereum(イーサリアム)という仕組みの改善案のことを表し、Ethereum(イーサリアム)開発におけるコードネームのようなものだと捉えてください。

※以下で、一つずつ簡単に解説しますが、なるべく簡単な表現で紹介しますので、厳密には語弊が生じる可能性があります。ですので、あくまでもイメージとしてとらえてください。

▼Gas(ガス)コストが少なくなった(EIP-1283)

Ethereum(イーサリアム)を送金する際の手数料に「Gas」があります。MEW(マイイーサウォレット)などからEthereum(イーサリアム)を送金したことがある人は「Gas」の設定を見たことがあると思います。

これは、送金する場合に必ず必要な手数料であり、Gasの値を大きくする(手数料を多く払う)ほど、送金処理が早くなるものです。

今回の「コンスタンティノープル」では、このGasコストを削減することに成功しました。

これは、Ethereum(イーサリアム)の仕組みにおける「Gasコストの計算方法」を変更することで実現されました。

▼マイニング報酬の減少(EIP-1234)

今回の「コンスタンティノープル」で私たちに関わる一つのアップデートが「EIP-1234」によるマイニング報酬の減少です。

この目的を簡単に説明すると、ETHの価格を維持するためです。

マイニング自体を行なっている個人は少ないかもしれませんが、このアップデートで期待されるのが価格の維持となれば、私たちにも大きなインパクトがありますね。

▼ Ethereum(イーサリアム)のプロセス効率向上(EIP-145)

Ethereum(イーサリアム)では、EVMという機能を通して仕組みが動いています。

EVMは、Ethereum(イーサリアム)を利用して人間が命令したことを、機械がわかる言語に翻訳する機能です。このEVMの翻訳処理が向上すればするほど、命令を実行するまでの時間が速くなります。

翻訳処理が遅いと、次から次に来る命令が順番待ちになってしまい、ネットワークの利用時間がかかってしまいますね。

このEVMが処理する仕組みを最適化することで、ネットワーク利用を含めた処理性能を改善しました。

▼ Ethereum(イーサリアム)の仕組みの最適化(EIP-1052)

Ethereum(イーサリアム)の最大の特徴はスマートコントラクトですが、これを実行するためには、EVMがスマートコントラクトを検証する作業が必要です。

検証をするにはスマートコントラクトにあるプログラムを全て検証する必要がありました。

しかし、コンスタンティノープルでのアップデートにより、これまで全てのプログラムを検証しなければいかなかったものが、“ハッシュ”を検証するだけで良くなり、非常に効率的な処理ができるようになったのです。

EVMの処理能力向上と、スマートコントラクトの検証作業の短縮も、コンスタンティノープルの大きなポイントですね。

▼オフチェーンでの取引が可能になった(EIP-1014)

ブロックチェーン上で処理される取引を、オンチェーンといいます。これは、ブロックチェーンに乗っている、という意味ですね。

基本的にはオンチェーンになることで、アドレスが生成されますが、今回のアップデートではオフチェーン(ブロックチェーン上に乗る前)に取引が可能になりました。

もちろんオフチェーンといっても、ブロックチェーンから完全に切り離されているわけではなく、サイドチェーンと呼ばれる領域で行われます。

「コンスタンティノープル」後の価格推移

「コンスタンティノープル」後の価格推移

Ethereum(イーサリアム)の大型アップデートであった「コンスタンティノープル」ですが、その実施後の価格水位は比較的安定していました。

「コンスタンティノープル」がそろそろ行われるという2月終わりにかけて、一度大きな上昇を見せましたが、実施された2019年3月1日から以降は、安定して推移しています。大型アップデートにおいては、大きな波乱はなかったと言えるでしょう。

次の大型アップデートは「セレニティ」

次の大型アップデートは「セレニティ」

今回のコンスタンティノープルは、段階的な大型アップデートの「メトロポリス」です。そして、次の最終大型アップデートが「セレニティ」となります。

▼「セレニティ」の内容を簡単に解説

「セレニティ」で大きく変わることは、コンセンサスアルゴリズムです。

現在のEthereum(イーサリアム)はPoW(Proof of Work)という仕組みを利用していますが、今後のアップデートを通してPoS(Proof of Stake)に変わります。

PoS(Proof of Stake)に変わるということは、今後、Ethereum(イーサリアム)を保有することが資産運用につながるということになります。

これにより、Ethereum(イーサリアム)はこれまでのように“使うもの”ではなく“保有しておくもの”に変わるかもしれません。

そうすると、全体的な流通が減り、将来的に市場にでまわるEthereum(イーサリアム)は、これまでよりも希少価値が上がる可能性があるのです。

Ethereum(イーサリアム)の大型アップデート「コンスタンティノープル」成功!その内容とは!?〜まとめ〜

Ethereum(イーサリアム)の大型アップデート「コンスタンティノープル」成功!その内容とは!?〜まとめ〜

Ethereum(イーサリアム)のアップデートは、予定が大幅に遅れるものの、着実に進化していると言えるでしょう。

最終的には、PoS(Proof of Stake)へ移行することを目標としています。

今回のアップデートである「コンスタンティノープル」では、価格の乱高下や大きな問題もなく、スムーズに移行できたという実績を作りました。

これからEthereum(イーサリアム)は、順調にアップデートを繰り返し、最終目標を達成するでしょう。

PoS(Proof of Stake)に移行した時、Ethereum(イーサリアム)の価値がどのように変化するかは、その時になってみなければ分かりませんが、ETHを保有することが目的となった時、その希少価値は上昇する可能性が高いと予想されます。

大型アップデートは、仮想通貨取引所などにも大きく影響しますので、アップデート時の価格変動には注意が必要ですが、時期アップデートの「セレニティ」では、これまで以上に注視する必要があるということです。

アルトコインの代表格とも言えるEthereum(イーサリアム)については、うまく使いながら保有も意識しておくと言った運用を行い、今後の動向にも注目していきましょう。

※仮想通貨取引所の利用、また暗号資産(仮想通貨)取引やICOへの参加については、リスクを伴うことがあります。これらリスクを自分自身でしっかりと把握した上で、無理のない資金で取引を行うことが大切です。自身でリスク管理をしっかりと行いましょう。

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